1.目 的 、 適 用 範 囲
目 的
地震や台風による災害で、被害が瓦屋根にも及び社団法人全日本瓦工事業連盟にも、多く報告され、業界としても在来の瓦工事方法を見直し、災害のない安心のある、低層の瓦屋根を提供するために作成する。
2. 材 料
JIS A6005によるアスファルトルーフィング940以上または同等以上の性能を有する防水シート。
3.防水シートの取り付け
横方向の重ねは200mm以上、上下方向の重ねは100mm以上とし、留め付け方法はタッカーによるステップル留めタッカー留めが不可能な場合は両面テープや糊の使用。谷部、棟部は2重とする。壁際の立ち上げは250mmから300mmとする。
4.瓦 桟 木 の 取 り 付 け
瓦桟木の取り付けは、軒瓦の出寸法、軒瓦の登り寸法、桟瓦の登り働き寸法により取り付け位置を決定する。 瓦桟木の緊結は、45mm以上の釘により留め付ける。木下地以外の耐火野地はネジにより留め付け、パーライト系モルタルはスクリュー以外の胴部形状釘で留め付け、ALC版はステンレス製専用釘で留め付ける。
現在は縦桟工法が多く用いられています。
5.瓦 の 取 り 付 け
桟瓦は、全て1本以上の釘で瓦桟木に緊結する、軒瓦は全て3本以上の釘で緊結する、袖瓦は3カ所以上釘又は緊結線で緊結する。
6.棟 の 施 工
棟は地震、強風などによる応力の影響が一番作用する部分であり、補強は必然的である、補強寸法は7寸丸瓦又は一体棟瓦は、芯木を野地に固定し7寸丸瓦又は一体棟瓦をパッキン付きステンレスネジで固定、のし積み棟の場合はのし瓦とのし瓦を互いに緊結する、冠瓦の緊結は棟木より出した緊結銅線で止め付ける方法及び、棟木に取り付けたボルト等に芯木を固定し冠瓦をパッキン付きステンレスネジで緊結する方法とする。棟土については、なんばんしっくい又はモルタル土を使用する(JASSによる)。
7.各 種 瓦 の 緊 結 例
(2)袖瓦の緊結および補強方法