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か わ ら Q & A

 

Q1:地震に備える瓦の施工法があると聞いたのですが?
A:あります。土を使わない「引掛桟瓦葺工法」です。

qa01.jpg (4071 バイト)今回の阪神・淡路大震災では、木造家屋の倒壊原因として瓦屋根の重さが挙げられていますが、神戸市を含め関西地区は、関東地区に比べ、建築基準法改正以前に建てられた古い住宅が多く、シロアリや腐朽菌による柱・土台など構造材の蟻害・腐食により耐力が低下していました。さらに壁配置の偏りや基礎部の接合不十分な構造に「土工法」による重さがマイナスに働いたと考えられています。
瓦の葺き方は、大きく2種類に分かれます。昔は、土を敷いたうえに瓦を葺く「土葺工法」のみでしたが、関東大震災以降、瓦の裏に尻剣(引掛爪)を付け、桟木に引掛ける「引掛桟瓦葺工法」が関東を中心に普及し始めました。「引掛桟瓦葺工法」は屋根の重量が「土葺工法」に比べ約1/2〜1/3と軽く(図参照)、建物に大きな負担をかけません。また、すべての瓦を釘打ちにする「耐震・耐風施行」の基準を作り普及に努める一方で、瓦自体の軽量化もすすめ、従来より約20%軽い軽量瓦も開発しています。

qa02.gif (4644 バイト)

  

Q2:瓦は、高額ではないのですか?
A:瓦は長持ちし、冷暖房費も節約でき、とても経済的です。

qa03.jpg (2509 バイト)常に外界の厳しい条件にさらされる屋根。適切な施行による瓦屋根は、耐久性に優れているため、丈夫で長持ち。また、色あせの心配がないため、金属・スレート屋根材のように塗装を塗りかえるメンテナンスも必要なし。断熱性にすぐれた瓦屋根は、毎月の冷暖房費も節約でき、長い目で見て経済的な屋根材です。

 

     

Q3:瓦屋根は、アトピーなどの病気の予防に役立つってホント?
A:はい、瓦屋根は通気性があり、カビ・ダニが発生しにくく、アトピーなどに効果的です。

qa04.jpg (11884 バイト)高気密・高断熱化が進んだ現代の住宅は、部屋の結露、カビ・ダニが発生しやすく、アトピーや小児喘息などの病気を引き起こす原因のひとつと言われています。しかし瓦は、空気が自由に出入りでき、また、屋根全体のエアコントロールの役割も、自然換気のかたちではたします。また、焼けつく夏の太陽も、冬の冷気もシャットアウト。屋根の上から住まいを快適に保ち、冷暖房効果に大きく差をつけます。さらに、瓦の原料は粘土であるため無公害。ストレート屋根にみられる風化によってアスベストが飛び散る心配がありません。また、酸性雨に強いのも特徴です。

 

Q4:瓦は、純和風の家にしか似合わないのでは?
A:いいえ、現代のニーズに応じて、洋風に合うものも造られています。

qa05.jpg (9331 バイト)和形、S形が主流だった瓦も、現代のニーズに応じて実に多種多様な色・形状のものが造られています。和風、洋風を問わず、木造をはじめRC、鉄骨、高層などさまざまな住宅に瓦が使用されるようになり、個性的な屋根デザインが次々に生まれています。近年、自然という素材感と日本の街並みを残す意味で粘土瓦が見直され、公共建築や各種モニュメント的な建造物にも多く使用されるようになっています。

 

 
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